お知らせ

2023年10月20日

論文掲載のお知らせ(作業療法ジャーナル)

血液浄化リハ所属の作業療法士 上谷耕平(主任)の論文が、三輪書店出版の、「作業療法ジャーナル57巻8号」・「作業療法ジャーナル57巻10号」に掲載されました。

【掲載紙】①
「作業療法ジャーナル」57巻8号

https://shop.miwapubl.com/products/detail/2680

【論文タイトル】
合併症としての透析管理

【論文概要】
透析療法には様々な合併症があり、リハビリテーションの対象となる疾患も多く、特に脳卒中や骨折等、急性期から回復期まで集中的にリハビリテーションを実施しなければならない疾患では透析時間や透析療法前後の体調不良等で思うようにリハビリテーションが進まないケースもあります。今回は急性期における作業療法というテーマで実際に透析利用者に対して作業療法を展開する中で、必要な透析療法と透析合併症の知識と介入ポイント、また近年注目されている腎臓リハビリテーションにおいての作業療法の役割と今後の課題を報告しています。

 

【掲載紙】②
「作業療法ジャーナル」57巻10号

https://shop.miwapubl.com/products/detail/2698

【論文タイトル】
腎不全患者に作業療法士が関わる役割とその実践例

【論文概要】
作業療法士が内部障害を持つ人と関わる機会は多く、特に腎不全において、血液透析療法を受けている患者を受け持つ機会は、透析施設が併設されている病院では、脳血管疾患や心血管疾患、骨関節疾患での入院や外来でリハビリ対象となる場合が多いと考えられます。私たち作業療法士は、対象者からの様々な情報を元にアプローチを行っていますが、疾患ごとに特徴や配慮すべき点は異なる為、各疾患への理解は大切です。今回の特集では腎不全、特に末期腎不全の治療法の一つである血液透析療法を受けている方への作業療法について説明しています。